はじめに
WordPressのコーディング案件でローカル環境を作成するときは、いつもMAMPを使用しています。先日macOSを「macOS Sonoma」にアップデートした後に、「MAMPが予期しない理由で終了しました」というメッセージが出てMAMPが開かなくなってしまいました。おそらくアップデートが原因で今のMAMPのバージョンが「macOS Sonoma」に対応しなくなったのが原因だと思います。せっかくなので、MAMPをバージョンアップしつつ、バージョンアップする方法を今回の記事で紹介します。
MAMPをバージョンアップする方法
自身のmacがどのCPUを使用しているかがわかる
MAMPが開かなくなる前のMAMPのバージョン
今のMAMPのバージョンは6.6で、最新バージョンは6.8(2023.11.27時点)なので、今回は6.8にバージョンアップして、MAMPが動作するかどうかを確認したいと思います。
MAMPをバージョンアップ
まずはMAMPをバックアップ
MAMPの公式サイトへアクセス
下記のMAMPの公式サイトのダウンロードページへアクセスしましょう。
https://www.mamp.info/en/downloads/
公式サイトから最新のMAMPのダウンロードをする
「Download MAMP & MAMP PRO」というところからダウンロードをします。しかしmacユーザーに関しては選択肢が2つあります。
「macOS 10.12+ & Intel CPU」「macOS 11+ & ARM CPU」
「macOS 10.12+ & Intel CPU」「macOS 11+ & ARM CPU」どちらを選択するか
自身のmacがどちらのCPUを使用しているか調べる方法があるので調べてみましょう。
画面左上のAppleのアイコン(りんご)をクリック
画面左上のAppleのアイコンをクリックしたら、「このMacについて」をクリック
MacのCPUを確認する
クリックした後に「プロセッサ、Intel」というワードがあれば「macOS 10.12+ & Intel CPU」を選択、「チップ、M1、M2」というワードがあれば、「macOS 11+ & ARM CPU」を選択して下さい。クリックするとMAMPのインストールパッケージのダウンロードが始まるので、手順に従ってMAMPのインストールを開始して下さい。
「プロセッサ、Intel」というワードがあった
・・・「macOS 10.12+ & Intel CPU」を選択!
「チップ、M1、M2」というワードがあった
・・・「macOS 11+ & ARM CPU」を選択!
バージョンアップ後は動作確認
PR
バージョン後は動作確認をして下さい。MAMPの容量は大きいと思うので、動作が確認でき次第、必要に応じてファイルの整理を行って下さい。
まとめ
「MAMPが予期しない理由で終了しました」というメッセージが出てお困りの方は、バージョンアップをしたらエラーが解消されるかもしれません。
今回の記事を参考にMAMPをバージョンしてエラーを解消して下さい。
macOSアップデート後に発生した他のエラー解消の記事
ある日デザインツールのFigmaでテキストの変更をしようとするとエラーが発生し、変更ができなくなりました。その原因と対処法について当記事で解説しています。